ソフィア大学「聖クリメント・オフリドスキ」
古典現代言語学部
日本学科
修士プログラム:日本語と日本文化
学習期間:1年間(2学期)
担当者:ゲルガナ・ペトコバ 准教授 email:grpetkova@uni-sofia.bg
この修士プログラムの学習目標は、現代における急速な社会変化に対応できる高い専門性を備えた日本学のスペシャリストを育成することです。このプログラムを修了するとソフィア大学より日本学の修士号が授与されます。プログラムを通して、言語、文化や価値観、芸術や精神性などへの考察を深めるとともに、それを実社会に役立てるためのノウハウを学んでいきます。プログラムでは、学生の日本語・日本文化に対する研究能力を向上できるよう、理論だけではなく、ディスカッション、セミナー、プレゼンテーション、アンケート調査、研修会なども行います。
プログラムの卒業生は、高度の研究能力を備えた日本学のスペシャリストとして、ブルガリアでの日本関連のビジネス、文化、教育、国際、行政、マスコミ、観光、出版社などで活躍します。
入学資格:
「日本語と日本文化」の修士プログラムの受講は、以下のいずれかに該当する方に限ります。
・ソフィア大学・日本学専攻の学士プログラムを卒業した者
・ソフィア大学の「日本語と日本文化コース(ノンディグリー・プログラム)」を修了した者
・十分な日本力(日本語能力試験N2かそれ以上)を有するブルガリア国籍者あるいはEU国籍者で、かつ人文科学分野での学士号以上を有する者
選考方法:
入学選考は学士課程の成績と面接試験で行います。授業料の一部免除は、日本学専攻の学士プログラムを卒業した方または日本語と日本文化のコースを受けた方が優先されます。
その他の選考基準:
入学には学士課程の成績4.5以上が必要です。授業料の一部免除には学士課程の成績4.5以上が必要となります。学生課程の成績が4.5に満たない場合は通常の授業料での入学のみとなります。入学選考の方法は、いずれの場合も同一です。
面接試験:
面接試験はブルガリア語で行われます。面接では入学候補者の、勉学へのモチベーション、同プログラムで勉強したい理由、日本語と日本文化に対する関心、コミュニケーション能力、卒業後の進路希望などについて質問します。