日本学専攻

日本学 (学士課程)

ソフィア大学の日本学科は言語学の分野で、ブルガリア国内のみならずバルカン地域全体で最も高い評価を得ている学士プログラムのひとつです。

卒業時に授与される学位: 学士(日本学)

教育目標

当学科は、日本学を学士・修士・博士の3つのレベルで学ぶことが出来る、ブルガリア国内では唯一の学科です。この学士プログラムは、総合的な日本語運用能力を伸ばすとともに日本に関する高度な知識を養うことを通じて、ブルガリア国内のみならず、海外においても活躍できる日本学の専門家を育成することを目指しています。

教育 (理論と実践)

当4年制学士プログラムのカリキュラムとシラバスは、学科の教育目標、ACS、ブルガリア政府の教育ガイドラインに従い、以下の構成を取ります。

  • 日本語と日本文学

「日本語の理論と実践」 「古典と現代文学」

  • 日本文化

「日本の美術と舞台芸術」 「宗教と哲学」 「古典及び現代日本史」 「日本民族学」

  • 日本社会

「日本の政治と経済」 「日本社会と社会の格式」 「日本の国際関係」

当学科では実践授業を重視しています。実践授業では、「日本の伝統社会および現代社会における精神文化と物質文化」、「日本の経済と政治のモデル」、「その他、近接の東洋研究」の理論を実践に落とし込む形式をとります。現在の教育のトレンドに留意し、授業は一方的な講義ではなく、インタラクティブな形式を取ります。国際交流基金(The Japan Foundation)との連携により、日本からの招聘講師による授業も行なわれています。

卒業後の進路

卒業生は当学科の東アジア研究の分野での修士課程または学部内の他学科においての専門で研究活動を続けることが可能です。当学科の修士課程に進学することでも、日本学の専門性を高めることができます。

卒業生の主な就職先:

教育: 日本語・日本文化の教師、言語学・歴史・文化・文学などの分野の専門家

行政/ビジネス: 政府機関、民間企業

翻訳: 民間及び公共機関、出版、観光、国際関係などの翻訳者及び通訳者

その他: ジャーナリスト、国内外の研究所の研究者