活動

2021年

The Super Power of Japanese Soft-Power, 2021年3月6、7日

https://youtu.be/xCLxM2eGNAg

国際会議「ソフトパワーの超大国・日本」の1日目は、日本のソフトパワーとは何か、世界中の若者の注目を集めている国家的な戦略はどのようなものであったか、またブルガリアは独自のソフトパワーを活用するために何が必要か、など興味深いテーマについて話し合われた。特に教育の重要性、パンデミック時代における「生きる力」、ブルガリアと日本の文化と民族心理学、医療と保険などに焦点を当てて議論された。

最初のセッションは、ブルガリア国営テレビ司会者ボイコ・ヴァシレフ氏の紹介により、ソフィア大学古典現代文献学部長のマドレーヌ・ダノワ教授の挨拶、そして慶應義塾大学渡辺靖教授の講演で開幕した。

渡辺教授は「ソフトパワー」という言葉と、日本史上の変遷を徳川幕府から今日に至るまでいくつかの段階に分け、現代の「クールジャパン」戦略や、日本が世界と共有できる災害や病気の予防対策について紹介した。注目の東京オリンピックについては、今後開催されるかどうか、そして開催されてもそれがパンデミックを克服する例となるかはわからないとした。 渡辺教授はまた、日本の高齢化や、日本社会がより受容性・順応性の高い社会を構築する必要性があることについても言明した。

次に、ソフィア大学のイワン・イルチェフ教授は、歴史的にブルガリアが初めてソフトパワーを使用した例について説明した。彼によるとソフトパワーという用語は新しい用語だが、戦略自体は世界中で150年以上前から存在してきた。そして1970年の大阪万博でのブルガリア共産党政権下の文化遺産の促進は、ブルガリアの矛盾と戦略に欠如していたと言える、とも言及した。一方で、ブルガリア国立ラジオ児童合唱団の日本への度重なる訪問や、パナギュリシテ・トラキアの黄金展、ジョン・アタナソフのコンピュータなど、数多くの有意義なソフトパワー外交もあったと述べた。今日でもブルガリアのソフトパワーは、外交政策のかすかな希望である。

そこにエフゲニー・カンディロフ助教授は、1970年代~1990年代以降にかけてブルガリアで強まった日本のソフトパワーついて付け加えた。 多くの武道学校が開校し、日本に関する様々なイベントやイニシアティブが取られた。また、東京とソフィア、岡山市とプロブディフ、福山市とカザンラクは姉妹都市となり、数多くの文化交流も行われてきた。

その後ソフィア大学の学生たちから、日本との学術交流において新たな展開が考えられるかとの質問があった。例えば韓国のソフトパワーの増大が、ブルガリアと日本に与える影響力をどう見るか、文化、音楽、芸術、文学、そして過去や現在の難しい局面を乗り越えて、両国がどのように交流できるかなどについてであった。

続いてこの日の第2セッションのテーマは、世界的なパンデミックにおけるオンライン教育、医療、そして団結し助け合う必要性について話し合われた。まず成城大学の上杉富之教授が、日本のソフトパワーの社会文化的側面と、パンデミックの間に日本人があまりパニックに陥らなかった理由、日本のCOVID-19で死亡者数が少ない理由について講演を行った。それによると、もともと日本人は文化的に公の場でハグや握手などの肉体的接触を好まないこと。抑制的で各自が”自粛”することで自己隔離が成功し、ロックダウンを避けられたこと。そして最も興味深い文化的側面として、人々を結びつけたマンガ、アニメ、神話の力が挙げられた。日本ではパンデミックの間、疫病を食い止めることができると信じられている神話上の生き物“アマビエ“が普及し、アマビエを使ってさまざまな画像、製品、食品、マンガなどが作成され人々の心を癒した。教授はまた、スタジオジブリのアニメ映画に見られる自然と平和に暮らす生き方の重要性についても言及した。

続いてソフィア大学日本研究部長のゲルガナ・ペトコワ教授は、この果てしない試練の時代における「生きる力」とは何か、について語った。このような状況ではこれまで以上の絆、コミュニケーション、パートナーシップ、一体感が重要であり、すべてのものが失われたときの教育の位置づけ、お互いを助け合うことの必要性について話した。ペトコワ教授は、多くの自然災害を経験した日本人の視点から学び、改善することができると述べた。

ソフィア大学のイヴァイロ・ディチェフ教授は、パンデミックの間に西洋文化が直面した困難と、政府や当局に対する不信感の高まりについて議論を行った。我々は本当の意味で危機前と同じ生活に戻れるだろうかという問いを投げかけ、ウイルスを政治化することの欠点について話した。 ブルガリアJICA同窓生の会長であり「ブルガリアの日本の友」の常務書記、ボヤン・ジェコフ教授もこの議論に加わり、ヨーロッパの社会改革の中心が「産業4.0」としてデジタル化を進めてきたのに対し、日本の社会変革計画は「人間社会5.0 」が本質であったことを述べた。

デジタル化のテーマについては、 現在東洋大学で専門に取り組んでいるソフィア大学のアントン・アンドレーエフ助教授も参加した。この1年間のオンライン教育を経験した見解と、教師と学生それぞれの苦難を挙げ、このような時代だからこそ、教育とは本来何であるかを示し、実現する機会であると述べた。

医学研究センターの会長であるネイデン・カンディラロフ博士と、名古屋大学法学部・ソフィア大学法学博士であるニコライ・バカロフ博士は、日本の医療保険制度、ブルガリア人の医師に対する懐疑的な見方、ソフトパワーがこれらを「癒す」ことができるかどうかについて興味深い視点をもたらした。学生からは、ブルガリアと日本におけるオンライン教育と医療への取り組みの違いについて質問があった。

最後に、パンデミックによるこのような厳しい直面しても、我々には「文化」と「教育」が残されており、これが我々を結びつけているものであることに満場一致で同意した。「笑顔は拳よりも強い」をモットーに、初日の会議は締めくくられた。

国際会議「ソフトパワーの超大国・日本」の2日目は、会場内に興奮が満ちる中、スタジオジブリのプロデューサー兼共同創設者である鈴木敏夫氏を迎えてスタートした。

ソフィア大学日本学部の3年生と4年生は、アニメという芸術と彼の作品への愛情について、鈴木氏と日本語で直接対談できるという素晴らしい機会を得ることになった。このセッションには、進行役兼参加者として、Albena Todorovaも参加した。

対談はまず、学生からの自己紹介、ブルガリアにおけるジブリの存在の紹介、そして鈴木氏が現在のどのようなプロジェクトに取り組んでおられるかについての質問から始まった。
鈴木氏は、今すでに宮崎監督の新しい映画製作に取り組んでおり、完成までにまだ3年はかかるであろうと教えてくれた。彼の口から新作の情報が出たとたん、会場からは期待の拍手と笑みが溢れた。また鈴木氏は、学生からの紹介によってジブリ作品がブルガリアでも愛されていることを知り、大変嬉しいと笑顔を見せた。鈴木氏はプロデューサーとして企画・スタッフ選び・資金調達・広報などあらゆる業務に携わっており、企業の設立当初はこれほどまでスタジオジブリが世界中で有名になるとは予想していなかったそうだ。

さらに好奇心旺盛な学生たちは、鈴木氏が慶應義塾大学の文学部を出た後、どのように映画業界に携わることになったのか興味を示した。彼は、日本ではこのような専攻を持っている大学は少なく、自分もまさか映画の仕事に就くとは思っていなかった、と答えた。しかし文学と映画は非常に近い関係にあると思う、とも答えた。

また、手元にあるブルガリアの少年少女合唱団「Bodrasmyana」のLPレコードを見せ、映画「おもひでぽろぽろ」(1991)にブルガリア民謡「ディルマノ-ディルベロ」が使われた経緯について、共同制作者である高畑勲氏との思い出や、鈴木氏自身もこのレコードが好きで、今も大切に持っていること、制作段階でブルガリア音楽から様々なインスピレーションを受けたとも語った。この映画は単なる女性の成長物語ではなく、様々な国の楽曲が楽しめる「音楽映画」にしようと高畑氏と語り合ったこと、すべての楽曲の著作権許可を得るために大変苦労したことなどの制作秘話も語ってくれた。

次に、ジブリの大ファンだという女生徒から、ジブリ映画には多くの強い女性キャラクターが登場することについて、過去の反映や未来への希望が含まれているのか、どのようなきっかけでこのような女性が登場することになったのかとの質問があった。
鈴木氏は、学生の使った「ブルガリアの女性は戦時中、一家の大黒柱として家を守った」という言葉に感銘を受け、日本も歴史をひも解くと、古代から女性が支配してきた国であったこと、いくら表社会に男性が立ったとしても一家の大黒柱として支えてきたのはいつも女性だったと語った。日本はずっと女性の強い国であり、彼の母や妻、娘も非常に強い人だ、と言って笑った。現在もスタジオジブリのスタッフは60%以上が女性であり、アニメーションを作る仕事において、女性の力は無視できないそうだ。

その後、質問はブルガリアと日本の友好関係、文化、神話、芸術について移っていった。

学生たちは「千と千尋の神隠し」(2001年)や「もののけ姫」(1997年)などが、日本独自の古い文化思想を中心として作られているにもかかわらず世界中に受け入れられたことに触れ、どのようにすればブルガリアも独自の古い文化遺産を世界に広められるのか、鈴木氏のアイディアを知りたがった。
鈴木氏は「歌でも小説でも映画でも、その地域に根差した文化のことを、ちゃんと理解してちゃんと表現することが大切だと思っている。だから自国の文化をまずよく知ること。その文化が独特なものであればあるほど、世界はきっと驚いて興味を持つ」と答えた。

また「もののけ姫」が大好きであるという学生は、そのタイトルが当初は別の名前であったことを挙げ、宮崎監督が他の名前がよいと言ったにもかかわらず、どうして結局「もののけ姫」になったのか、そしてこのようにチーム内で意見が異なったとき、どう解決しているのかと質問があった。これに対し鈴木氏は笑って「よく知ってるね。自分が”これが絶対にいい”と思ったから、勝手にとおしたんだ」と打ち明けた。「映画をヒットさせるのが僕の仕事。自分に信念があったら、それをやるのが僕の仕事だと考えた」と答えた。

次に他の質問者からは、鈴木氏が好きな山中貞雄氏の作品や邦画コレクションが、ジブリ作品にどのような影響を与えているかとの質問があった。鈴木氏は明確に影響があるとは言えないが、山中氏の作品のテーマは“戦争と人間”であり、黒澤明・小津安二郎監督がそれに取り組んできたのと同様に、鈴木氏・高畑氏・宮崎監督の中にもずっとあったテーマであった。だからこそ「火垂るの墓」はどうしてもやりたい企画だったし、できたとき嬉しかったと答えた。

さらに、コンピュータアニメーションの台頭により、手描きのアニメーションはどうなるかという質問については、手描きのアニメーションはなくならない、そして大切なのは手段ではなく、絵心がちゃんとした人が作っているかどうかだ、と話した。

日本と海外で反響のあった作品は違うのか、という質問に対しては「魔女の宅急便」のキキや「千と千尋の神隠し」のカオナシの例を挙げ、見る国によって観客の反応が大きく違うのを見て、鈴木氏自身もカルチャーショックを受けた、いろんな国の人に見てもらうことは面白い、とも答えた。

最後に学生たちは、自分たち若者に向けてアドバイスを求めた。鈴木氏は少し悩みながらも「目の前のことを、コツコツやりなさい。そうすると、自分が何者かわかってくる」と心温まる刺激的な言葉をかけてくださった。会場にいた人はみな目を輝かせ、その意見に共感した。スクリーンに映った鈴木さんと記念写真を撮りながら、学生たちの顔には晴れやかな感謝、インスピレーション、そして高揚感にあふれていた。

午後からのセッションは、「現代のアートの重要性」と題され、ブルガリア国営テレビの司会者であるNadya Obretenovaの司会により、ソフィア大学日本学部のステラ・ジブコワ教授の紹介から始まった。

最初に登壇したのは、国​​際オタクエキスポ協会(IOEA)の佐藤和隆氏で、日本のソフトパワーとその中での女性の役割について講演を行った。歴史上の清少納言や紫式部などの作家の活躍から現代のアニメや漫画まで、女性がどのように創造と普及に影響を与えたかについて言及した。現在でもマンガやアニメを作成、出版、または興味を持っている女性の割合は、男性よりもわずかに高くなっているそうである。
講演の中では、コスプレの新しい著作権法に不安を抱いているという学生からの質問もあった。しかし佐藤氏によると、これはコスプレイヤーからお金を取ろうという法律ではなく、むしろ安心してコスプレが楽しめるようなルール作りを進めているのであり、現段階では著作権法の大きな変更ではないとの回答を得た。質問者からは安心したような笑みがもれ、佐藤氏も政府委員会の一員として、海外コスプレイヤーの意見が聞けたことは嬉しかったと述べた。

続いて、過去にブルガリアを訪れたこともある神戸女学院大学の濱下昌博名誉教授が、言葉とイメージのつながり、芸術作品を理解するための文脈の必要性、デジタル時代の美学の再考について講演を行った。日本のアニメの成功の秘訣と、それが何世紀にもわたる国の美的伝統によるものであることについて説明した。学生はブルガリアにも「盲目のヴァイシャ」という良いアニメがあることが紹介し、このような教訓・モラルが含まれているアニメが多いことが日本アニメの成功の秘訣なのか、多くの商業的なアニメに押されても伝統的なアニメは生き残れるかなどの質問があった。濱下教授は午前中に鈴木氏のあげたアドバイスになぞらえ、世界には営利的なものも多くあるが、「地域に根差したものを・コツコツと」作り続ければよいと答えた。信念をもって作った、普遍的なヒューマンネイチャー、コモンセンスに即したものは、きっと世界中で受け入れられるはずだと答えた。

続いて、ブルガリアを何度も訪れたことがあるという国際日本文化研究センターの荒木宏教授から、「日本の古典文学研究の未来」についての講演があった。古典文学が、マンガやアニメなどによって現代的に表現されている例や、ブルガリアを含むさまざまな国の例を挙げ、世界中の人々がどのようにその現代表現を通して日本の古典文学への関心を高めているかについての紹介があった。
講演の中で、授業で「徒然草」の翻訳に取り組んでいるという三年生から、翻訳したあと、そこに書かれている教訓を現代に置き換えようとしても、600年前の生活や価値観は現代の自分には理解できないことがある、日本の大学生は本当に理解できていると思うか、との質問があった。荒木教授は江戸時代の人も徒然草を自分流に解釈し「あぁ同じだ」と言ったという例を挙げ、現代のブルガリア流に解釈にし、共感できる箇所を探したらよい、と答えた。
最後に、ブルガリアの有名なアニメーター兼映画監督である新ブルガリア大学のアンリ・クレフ教授と、ミュージシャン兼指揮者(マエストロ)であるヨルダン・カムジャロフ氏が登壇した。

クレフ教授は、ブルガリアのアニメーションの伝統と歴史の概要について説明し、ヴァルナと広島で開催されたアニメーション映画の国際フェスティバルなどにより、日本のアニメーターと深い親交が続いていることを語った。新ブルガリア大学も日本文化に興味を持っており、現在教えているアニメ学科の学生からも日本のアニメの影響を感じるとの話もあった。しかし同時に、ブルガリアらしさブルガリア人としてできることを失ってはならないとも語った。
また学生からの質問に対し、彼は日本のアニメーターとブルガリアの日本語学生との間でコラボレーションもできるかもしれないと示唆した。インスピレーションと、日常的な規律の欠如、そして創造の過程における多様化にどのように取り組むかについての彼の見解を述べた。

マエストロであるヨルダン・カムジャロフ氏は、この裁判の時期には些細なことにこだわらず全体像を理解する必要性があること、欺瞞と論争の世界から脱出し、歴史から学ぶことができるはずだと感情的で示唆に富むスピーチを行って、セッションを終えた。

こうして2日間にわたる国際会議の最後は、ソフィア大学日本研究部長のゲルガナ・ペトコワ教授からの「膠着状態から抜け出し、ダイナミックに受容する勇気」、「社会と未来への使命を継続するために、力を合わせ、互いに挑戦し合いましょう」という閉会の辞で締めくくられた。我々は今、多面的な局面に生きているが、我々の役割は、たとえそれが困難であるとわかっていても、教育・文化・芸術を通じて他者を刺激し、導くことである、と。

2019年

日本と南東ヨーロッパ。100年以上の政治、経済、文化的、アカデミックな関係。2019年11月21-23日。プロジェクト担当者:ゲルガナ ペトコヴァ助教授 エウゲニー カンヂラロヴ助教授 (国際交流基金のプロジェクト)

日本のリソーススペシャリストのヨーロッパの協会:第30 EAJRS会議は日本学科のためのリソースを再考する会議。2019年9月18-21日。プロジェクト担当者:ゲルガナ ペトコヴァ助教授 Chief assistant 博ステラ ジヴコヴァ (国際交流基金のプロジェクト)

国際会議 ブルガリアと日本の大衆文化と若者。2019年3月10-12日。プロジェクト担当者:Chief assistant 博ステラ ジヴコヴァ (国際交流基金のプロジェクト)

2018年

国際会議 日本の文学と文化を教えて、促進すること。ヴァルシエツ、2018年3月18-28日。プロジェクト担当者:ゲルガナ ペトコヴァ助教授 (国際交流基金のプロジェクト)

2017年

・ 『Spirituality and moral values of the East』 ソフィア大学、2017年3月24日

資金拠出:AFA Specialized Consulting Company(BGN 1,000)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ、ヴャラ・ニコロヴァ、リュドミラ・キリロヴァ

・『Japanese culture – accessible to everyone』ソフィア大学

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 74,372)

内訳:出版費用、書籍購入費用、文化祭用ステージ購入費用、第2教室整備費用(日本の研究センターとして、いす、テレビ、修理、机、ソファ、床が整備されました)

・『Circle(第6号)』ソフィア大学、2017年4月

内容:日本学科の活動紹介の雑誌(長期プロジェクト)

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 1,500)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ、ヴャラ・ニコロヴァ

・『第5回バルカン半島日本語サマーキャンプ』、キテン市、2017年7月

資金拠出:国際交流基金The Japan Foundation(BGN 19,000)

参加:ブルガリア、マケドニア、セルビア、ルーマニア、トルコとクロアチアからの42人の大学生

担当:エレオノラ・コレヴァ

2016年

・『Japanese Language and Culture Training in Bulgaria』

NISプロジェクト(予算:BGN 1,400)

担当:ゲルガナ・ペトコヴァ

参加:ボイカ・ツィゴヴァ、アントン・アンドレーヴ、ヴャラ・ニコロヴァ、エレオノラ・コレヴァ

・ゲスト講師とのプロジェクト(EUR 5,800相当)、2016年10月、11月

荒木浩 国際日本文化研究センター(日文研)教授

担当:ゲルガナ・ペトコヴァ

・『Circle(第5号)』ソフィア大学

内容:日本学科の活動紹介の雑誌(長期プロジェクト)

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 1,500)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ、ヴャラ・ニコロヴァ

2015年

・日本文化の学生クラブ活動、ソフィア大学

内容:日本語と日本文化の普及活動(長期プロジェクト)

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 72,139.66)

・『Bulgaria for Japan』2015年4月、ソフィア大学

内容:CIEKの図書館の改修。インタラクティブホワイトボードなどの設備の導入。

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 74,000)

・日本語と日本文化の普及活動(リューリン区との共同プロジェクト)、ソフィア市

内容:リューリン区、第95の幼稚園とLouis Pasteur第40学校での日本語・日本文化クラスの実施

期間:8ヶ月

担当:ゲルガナ ペトコヴァ助教授

・『第4回バルカン半島日本語サマーキャンプ』キテン市、2016年6月

資金拠出:国際交流基金The Japan Foundation(BGN 23,700)

参加:ブルガリア、マケドニア、セルビア、ルーマニア、トルコからの50人の大学生

・『Circle(第4号)』ソフィア大学、2015年3月

内容:日本学科の活動紹介の雑誌(長期プロジェクト)

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 1,500)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ、ヴャラ・ニコロヴァ

・『第10回文化祭』ソフィア大学、2015年5月31日

内容:文化祭(ソフィア大学日本学専攻の25周年記念)

資金拠出:ソフィア大学

参加:ソフィア大学日本学専攻の1年生から4年生

2014年

・『Future Horizons』ソフィア大学

内容:ソフィア大学日本学専攻25周年記念国際学会

資金拠出:ソフィア大学(BGN 2,500)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ

参加:ゲルガナ・ペトコヴァ、アントン・アンドレエフ、エレオノラ・コレヴァ

・『第3回バルカン半島日本語サマーキャンプ』キテン市、2014年7月

資金拠出:国際交流基金The Japan Foundation(BGN 19,900)

参加:ブルガリア、マケドニア、セルビア、ルーマニア、トルコからの48人の大学生

担当:ゲルガナ・ペトコヴァ

協力:ヴャラ・ニコロヴァ、エレオノラ・コレヴァ

・『Japan – Mysterious and Close』ソフィア大学、2014年10月24日

内容:ブルガリアと日本の国交回復55周年記念学生会議

資金拠出:ソフィア大学

担当:ボイカ・ツィゴヴァ

参加:ゲルガナ・ペトコヴァ、アントン・アンドレエフ、エレオノラ・コレヴァ

・第24教室の改修および設備導入

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN92,695.58)※雑誌『Circle(第2号)』の刊行費用を含む。

内容:CIEKにおいて唯一の同時通訳ブースを導入した。

・展示会『Bulgaria for Japan』ソフィア市、2014年1月15日(オープニングセレモニー)

内容:ブルガリアと日本の国交回復55周年を記念し、在ブルガリア日本大使館の支援により、ソフィア市にある民俗学とフォークロアの研究機関(the Institute of Ethnology and Folklore Studies with the Ethnographic Museum)とソフィア大学の共同プロジェクトとして行われた。日本の伝統文化の紹介の他、ブルガリアと日本の文化交流のための日本学科の取り組みなどの紹介が行われた。展示の主な焦点を日本の学生の創造力とし、学科は2つの新しい印刷版(国内外の学術研究を基とした年次レポートのまとめと、雑誌「Circle」)を紹介した。雑誌「Circle」はブルガリア国内に日本文化を紹介しようとするもので、ブルガリア国内においてはその種のパイオニアである。

・『Circle(第3号)』ソフィア大学、2014年3月

内容:日本学科の活動紹介の雑誌(長期プロジェクト)

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 1,500)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ、ヴャラ・ニコロヴァ

・『Japanese Culture Day』ブルガス市Zvezditsa幼稚園、2014年7月

資金拠出:国際交流基金The Japan Foundation(長期プロジェクト)

内容:日本学科学生が園児に対して童話の読み聞かせ、折り紙、演劇を行った。

来賓:在ブルガリア日本大使館文化担当官徳光書記官

2013年

・『第2回バルカン半島日本語サマーキャンプ』キテン市、2013年6月

資金拠出:国際交流基金The Japan Foundation(BGN 19,000)

担当:ゲルガナ・ペトコヴァ

協力:ヴャラ・ニコロヴァ

・文京学院大学との学生会議、ソフィア大学、2013年9月

内容:国際交流を目的とする学生会議

ホスト:ソフィア大学日本学専攻

・CIEKの会議室の修理と設備導入、2013年10月

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 93,000)

2012年

・『第1回バルカン半島日本語サマーキャンプ』キテン市、2012年6月

資金拠出:国際交流基金The Japan Foundation(BGN 18,000)

参加:ブルガリア、マケドニア、セルビア、ルーマニア、トルコからの45人の大学生

担当:ナコ・ステファノフ

協力:ゲルガナ・ペトコヴァ、アントン・アンドレエフ、エレオノラ・コレヴァ

・CIEKの第29教室と第32教室の修理と設備購入、2012年10月

資金拠出:三菱商事株式会社(BGN 94,000)

・『Circle(創刊号)』ソフィア大学、2012年12月

内容:日本学科の活動紹介の雑誌(NIS長期プロジェクト)

担当:ボイカ・ツィゴヴァ

2010年

・『Bulgaria – Japan – The World』ソフィア市、2010年6月2日

内容:ソフィア大学日本学科20周年記念国際学会

資金拠出:NIS(BGN 1,000)

担当: ボイカ・ツィゴヴァ

協力:ゲルガナ・ペトコヴァ、アントン・アンドレエフ、マヤ・ケリヤン、エレオノラ・コレヴァ