2024年4月11日、ソフィア大学東洋言語文化センターにて「日本のソフトパワー」科目の一環としての特別講義が行われました。ゲストは令和2年度春の「旭日中綬章」受勲者であるヴェラ・ヴトヴァ=ステファノヴァ氏(元・駐日ブルガリア大使館特命全権公使)です。同氏は2019年、両国間の交流史を包括的にまとめた国交樹立記念書籍「ブルガリアと日本ー政治、外交、人物、出来事」をエフゲニー・カンディラロフ・ソフィア大学日本学科准教授と共同執筆されています。
本講義では、大阪万博(1970)、愛・地球博(2005)、そして来年開催予定の大阪・関西万博(2025)におけるブルガリア共和国のパビリオンに焦点を当て、長年の外交官キャリアを基にした貴重なお話をして頂きました。
歴史的に良好な二国間関係の維持とその発展に多大な寄与をされてきたヴトヴァ氏の講話に、ソフィア大学日本学科の学部生・院生は多くの質問を寄せていました。